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15 2008

多和田葉子+高瀬アキ「飛魂[II]」

とにかくかっこよかった。
それが何かはわからないけれど、なんだっていいんだ。

多和田葉子さんのリーディングは、
言葉、文字、楽音、響き、物質性/非物質性というものを
縦横無尽に駆けめぐる。

発せられる言葉の意味を理解しようと試みているうちに、
違う意味に変化していたり、
言葉が意味を持たないだだの楽音と化してたり、
右脳と左脳がシェイクされていく感じだった。

高瀬アキさんの即興の演奏は、弦にモノを挟めてプリペアードにした部分と
ノーマルな部分が混ざり合いながら、激しく壊れて展開していき、
そこにうっすらと儚さを感じる音が絡みついていくことで、
凶暴ながらもどこか人間的なまとまりが生まれていた気がした。
それを「曲」と定義していいのかはわからないけれど、とても良かった。

多数の演劇やコンサートを見ると
なんだか消費的に過ぎ去っていくものも多い気がするけれど、
多和田葉子さんと高橋アキさんのパフォーマンス
(あえて朗読会や演奏会とカテゴライズしない)を観に行くと
その後しばらく自分の身体に、なんだか分からないけれど
青や黒い色の川のような得体の知れないものが駆け巡る感じかあるのです。
なのでとりあえず欠かさず行くようにしています。

二人のパフォーマンスはまた来年7月に
横浜で開催される神奈川芸術フェスティバルで予定されています。
ダンスも混ざるようですが、どうなるのでしょうか。楽しみです。

Posted by kai | 21:50 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

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